1ヶ月記念日を覚えている彼氏は、あなたとの関係を大切にしているサインです。
ただし、すべての男性が記念日を重視しているわけではありません。彼氏が1ヶ月記念日を覚えていなくても、必ずしも関係が薄いわけではないでしょう。
男性が記念日を覚えられない主な心理的理由は以下の通りです。
男性の脳は「感情の記憶」が苦手
研究によると、男性の脳は感情と出来事を組み合わせて記憶することが女性より苦手です。数値的なデータは得意ですが、感情面の記憶は不得意なのです。
男性は「過去」より「現在と未来」を重視する傾向
狩猟を主としてきた男性は競争心が強く、過去より現在と未来を重視します。そのため、過去の記念日などに強い興味を持ちにくいのです。
男性の脳は記憶に関わる部位が女性より小さい
男性の脳は、記憶に関わる海馬や大脳辺縁皮質が女性より小さいことがわかっています。そのため、一度に処理できる情報量が少なく、記念日を忘れやすいのです。
単純に忙しさやストレスで忘れてしまう
記念日を忘れる背景は人それぞれ違います。忙しさやストレスによって、うっかり忘れてしまうこともあるでしょう。
記念日の重要性の認識が低い
男性の中には、そもそも記念日の重要性をあまり認識していない人もいます。
ただし、記念日を忘れることイコール愛情不足とは限りません。男女の脳の構造的な違いが大きな要因となっているのです。記念日を忘れたからと言って男性を責めるのではなく、男性の脳の特性を理解し、寛容に受け止めることが大切だと言えるでしょう。
東京経済大学のレポジトリにある論文では、誕生日に関する調査結果が報告されています。それによると、身近な人の誕生日を知っている人数について、女性の方が男性よりも多いという性差が見られました。
誕生日を覚えておく、ということはこまめな配慮にあたるんですね。
R25の記事の中でも、心理学者へのインタビューの中で、「こまめな配慮」が長続きするカップルの秘訣の1つとして挙げられています。
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これらを総合すると、女性の方が他者への関心が高く、記念日などを覚えておく傾向があるのに対し、男性はそうした配慮が比較的苦手である可能性があると言えるでしょう。
男性側も誕生日を覚えておくなどの配慮を気遣うことが、カップルが長続きするコツなのかも知れませんね。